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介護・有料老人ホーム事業に続々と進出する日本企業

2012年4月12日 11:11

チャイナプロジェクトの樋笠です。高齢化社会を迎えている日本において介護福祉分野で成長する企業は数多くあります。そしてそのノウハウを、日本以上の急激な高齢化社会を迎えると言われる中国で展開しようという動きが加速しています。

とくに富裕層をターゲットにした高級有料老人ホームでは、今後ますます日本企業の進出が加速すると考えます。中国進出を発表したワタミの介護は注目を集めていますし、そして山東省青島で大規模な高級有料老人ホームを開設した日本ロングライフはその成長を期待する投資家人気が株価に反映されているようです。



NSJ日本証券新聞より(2011年12月28日)
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=282389&dt=2011-12-28


中国など高齢化が進展
海外に意欲見せる「介護サービス」
ロングライフとセコムに注目


日本の介護サービス企業大手が、海外進出の動きを活発化させている。


日本では高齢化社会の到来が社会問題となり、介護付き有料老人ホームや在宅介護を展開する企業が定着しているが、高齢化の進展は人口が急増する中国やほかの先進国でも日本と同様に深刻な問題となりつつある。老人ホームなど日本の高齢者向けサービスは世界トップレベルであり、国内に加えて、海外でも日本の介護サービスが認知されそうだ。


日本の介護サービスはホームヘルパーや病院看護の延長線的な感覚から発展したことから、大手企業によるビジネス化が定着するまでには時間はかかったが、外国の介護職員に関しては、一般の職業として認知され収入も労働者の平均収入と同規模であることから、介護ビジネスが受け入れられやすい環境にあるようだ。


このような状況下、ロングライフホールディング(4355・JQ)では、今年11月に中国山東省青島市に高級有料老人ホーム「新華錦・長楽国際有料老人ホーム」を開設。中国で国際貿易や金融サービス、不動産事業などを展開する新華錦(シンファージン)グループとの合弁事業の一環で、27階建て・全161室の大規模施設となっている。


セコム(9735)も来年1月1日付でグループ国際事業本部を設置。老人ホームや病院などの医療分野でのアジア展開に意欲を見せている。これらの動きが成功すれば、海外進出企業が今後はさらに増えそうだ。


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