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<レコチャ広場>中国とは似て非なる台湾文化―中国

2013年6月16日 00:08

2013年6月13日、中国最大の民間教育機関・信孚教育集団の創設者、信力建(シン・リージエン)氏は「台湾文化を見て分かった中国との『似て非なる』部分」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。以下はその内容。


唐代の中国を見たければ日本へ行けばいい。日本には唐代の建築や歌舞が残っている。明代の中国なら韓国へ。そこには明代の礼楽制度が保存されている。中華民国時代の中国が知りたければ、台湾だ。台湾には伝統的な「仁義礼智信」がある。中国はハード面では欧米に「追い付き追い越せ」を実現してきたが、こうした伝統的な文化を見掛けることはなくなった。


1949年に台湾と中国が分かれて以来、国学は中国で「旧思想、旧文化」とみなされ、徹底排除の対象になった。台湾に逃れた国民党はこれとは逆に中国伝統文化の復興に力を入れた。中国が文化大革命を行っていた時、台湾の蒋介石は中華文化復興運動を推し進めていた。


台湾の学校では子供たちに数千年にもわたって使用されてきた繁体字の漢字を教え、伝統文化の思想教育を重視している。中華民国は中国に200万人の知識分子を残してきたが、「革命」や「運動」によって、これらの人々は消滅してしまった。文革期間中、中華民族の始祖とされる炎帝と黄帝の陵は完膚なきまでに破壊された。1966年11月には孔子の墓が暴かれ、その遺体と副葬品は燃やされている。


台湾を旅行した中国の観光客は「台湾は中国よりも礼節の国だ」という感想を抱く。こちらが言うよりも早く「ありがとうございます」と言う店員。バス停ではきちんと並び、降りる人が全員降りるまで乗り込もうとしない。バスの車内には高齢者や体の不自由な人たちのための「博愛シート」があり、若者はそこには座らない。レストランで食事をする際は、自分のテーブルとその周りを汚さないように注意を払う。粗暴な態度を常日頃から経験している中国人は、その違いに目を見張ることになるのだ。

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